大学3年生の冬。
途上国で働きたいという漠然とした目標はあったけど、半分諦めてた。
自分にどんな仕事が向いているか、わからなかった。
人と話すことは苦手だから技術系かな?
研究・開発とかいいな。でも、それなら大学院かな・・・
とあまり就活に対して本気で考えていなかった。
みんなが行ってるからとか、冷やかしにいくか、
なんて軽い気持ちで合同説明会なんかに参加してた。
その中で1社だけ興味があった会社を受けることにした。
書類は通って、現場見学のとき採用担当の人とも仲良くなった。
けど、面接で上手く話せず、落ちた。
あまり対策してなかったから仕方ないけど。
同じ大学の人が3人も受かって悔しかったのを今でも覚えている。
他に興味のある会社がなかったし、大体の会社の1次選考が終わっていたので、大学院にいくかと考えていた。
親には言ってない。裕福な家庭ではないので、お金の心配もあった。
そんなとき、父親が会社をやめたことをしった。
奨学金で行くという手もあるが、それでも親に負担というか心配をかけてしまうかも。
奨学金を返せるのだろうかという不安があったため、就職という道を選んだ。
ただ選考が終わっている会社も多い時期だった。
とりあえず片っ端から受けた。
バイトして、履歴書書いて、面接受けて、ゼミに行っての繰り返し。
毎日ハードだった。来るのは、お祈りメールだけ。
数打っても当たらんもんは当たらんよ。
きちんと対策しておけばよかった。
卒業が近づいているのにノー内定。
これからどうしようか・・・。
もう募集している企業もなかった。
そこでもう一度、自分について考えた。
・・・途上国で働きたい!!
数年前に途上国開発に携わる企業の説明会みたいなのに参加してた。
そのときのことを思い出して、建設系もありかなと思い調べ始めた。
そこで今の業種である“建設コンサルタント”と出会った。
何社か受けて、今の会社に合格した。
それなりに充実した生活も送ってる。
たぶん待遇面は同世代と比べたらいい。
もちろん嫌なこともあるけど(笑)
就活で大事なのは、“軸を持つこと”だと思ってる。
軸がないと面接でも困るし、仮に受かっても何でこの会社に入ったんだろうと思ってしまう。
就活は早く受かればいいってもんじゃないから、自分の行きたいところに行けるように最後までやりきるべし!
結果はどうであれ、自分と向き合ってがむしゃらに努力することで、今後の力になると思う。
それで入った会社が合わなかったなら、転職するなり、起業するなりしたらいいと思う。
大事なのはチャレンジすること!
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